プログラマーの仕事は知的な職業と言えます。なぜなら論理的な思考をする必要があるからです。プログラマーの仕事をしていけば鍛えられて頭が良くなると言っても過言ではありません。ここではプログラマーの仕事の頭脳にまつわる部分にスポットをあてて見ていきたいと思います。
プログラマーが行うプログラミングという作業は、コンピュータに対して命令を下すことです。人間の思考はとてもあいまいで、人間が相手であればなんとなくでも通じてしまったりします。しかしコンピュータにあいまいな命令をしてもきちんと動いてくれません。あいまいな命令に対応できるようにすることは可能ですが、それは前もって論理的にプログラミングをしておく必要があるため、あいまいに見えてるだけで実際にはあいまいではないのです。
プログラミングで行う命令は論理的に筋道を立てて行う必要があります。プログラマーはプログラミングをするたびに論理的な思考をするわけですから、必然的に論理的な思考能力も高まるというわけです。仕事をするとお金ももらえて頭も良くなると考えればかなり魅力的な仕事ではないでしょうか。
結論から言うとノーです。「論理的にな思考を…」という説明を見てしまうと才能がないとプログラマーになれないように思ってしまうかもしれませんがそんなことはありません。実際にプログラマーになった人には高校を出るまでプログラミングの経験がなかったという人もかなりいます。プログラミングの知識がまったく無くても採用してくれる企業は多くあります。
内定が出てから大学を卒業するまでの期間を使って、内定者に会社に来てもらってプログラミングの研修を受けてもらう企業もあります。聞いた話では研修で学んでいる立場なのにバイト代が支払われていたそうです。ですから現在プログラミングの知識がないからプログラマーにはなれないとあきらめる必要はまったくありません。
プログラマーは社会に貢献できる職業です。プログラマーのありがたみというのはなかなか感じにくいものですが、実際にどれだけ身の回りでプログラムが使われているのか知れば納得できるでしょう。我々が使っているインターネットや携帯電話のようなものはプログラム無しでは動かないのです。IT技術は常に進化しています。進化させる役割を担うことができるのもプログラマーなのです。
ある動作をするプログラムを作る際、同じ動作をさせるにしてもプログラムの内容は人によって微妙に異なります。プログラムとしてベストな答えはあるのでしょうが、ベストな答えの通りにプログラミングしなくても同じ動作をさせることは可能なのです。そこには自分なりの答えを導き出す楽しさがあります。パズルを解く楽しさに近いかもしれません。上手くまとまらなかった思考がひらめきによって綺麗な流れを作る瞬間は他の職業ではなかなか味わえないでしょう。
求人需要が高いプログラマーは、正社員を目指すフリーターにもおすすめできる職種です。プログラミングを学んで習得すれば正社員としての就職口は多数あります。プログラミングには論理的思考力を要します。プログラマーという仕事は、地道な作業も多々あり粘り強さと根気が必要ですが、何度もプログラムを書くことによって、必然的に論理的思考力が養われ脳が活性化する知的な仕事です。将来性の高さもあり、チャレンジして損はありません。
未経験から正社員プログラマーを目指すフリーターにおすすめのプログラミング言語はJavaです。Javaは人気ランキングでも常に上位にあるため、Javaが使えるプログラマーはより需要があるのです。Javaプログラミングは独学でも学べます。独学に適した入門書などを購入し、環境を整えて地道に勉強しましょう。Javaを学習する際の効果的な勉強方法を紹介しますので、より短期間で効率よく習得するためにぜひ参考にしてください。
IT産業ではあらゆる分野で開発競争が激化し、全体的にエンジニアが不足しています。プログラマーとしてスキルを積むとシステムエンジニアなどの上位職種にキャリアアップしていくため、新人プログラマーも歓迎される傾向にあります。フリーターから正社員を目指すなら、求人需要が多いプログラマーがオススメです。未経験からプログラマーとして転職する方法を紹介します。未経験なりに独学でもプログラミングを習得しようと努力することは大切です。